| 研究分担者 |
木畑 洋一 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (10012501)
秋田 茂 大阪外国語大学, 外国学部, 助教授 (10175789)
橋場 弦 大阪外国語大学, 外国学部, 助教授 (10212135)
西村 成雄 大阪外国語大学, 外国学部, 教授 (60030160)
赤木 攻 大阪外国語大学, 外国学部, 教授 (10030157)
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| 研究概要 |
1 第一年次は,「グローバルヒストリー」概念の理論的検討を中心に共同研究を展開した。具体的には,世界史認識に関わる内外の最新の研究動向を整理・検討するために,学外からイギリス帝国史,古代ギリシャ史,アジア経済史,沖縄史の専門家を招いて「グローバルヒストリ・セミナー」実施した。また,学際的研究をめざして,社会学,政治学の専門家も(外国人研究者を含む)招聘し社会科学と歴史学の接合を模索した。1998年3月には沖縄で合宿研究会を実施し,東アジア海域と地域主義の立場から,国民国家の再検討を行った。
2 研究メンバーが各員が,国内諸研究機関を積極的に訪問し,日本における最先端の外国史研究の現状と問題を整理した。
3 第一年次の共同研究を終えるにあたり,一年間の成果のレヴュ-を受けるために3名をイギリスのロンドン大学歴史学研究所,王立歴史学協会およびオックスフォード大学ナッフィールドカレッジに派遣した。特に,ロンドン大学歴史学研究所では,所長オブライエン教授をはじめとする「グローバルヒストリー・セミナー」関係者と,相互のセミナーの内容と将来の協力をめぐって緊密な協議を行った。
4 第二年次以降の共同研究で国際関係史を扱うために,基本的資料であるイギリス外交文書のマイクロ史料をまとめて購入した。
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