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1999 年度 実績報告書

「グローバル・ヒストリー」の構築と歴史記述の射程

研究課題

研究課題/領域番号 09309007
研究機関大阪外国語大学

研究代表者

松田 武  大阪外国語大学, 外国語学部, 教授 (20093495)

研究分担者 橋場 弦  大阪外国語大学, 外国語学部, 助教授 (10212135)
秋田 茂  大阪外国語大学, 外国語学部, 助教授 (10175789)
阿河 雄二郎  大阪外国語大学, 外国語学部, 教授 (80030188)
木畑 洋一  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (10012501)
鈴木 宏和  大阪外国語大学, 外国語学部, 助教授 (80273738)
キーワードグローバル・ヒストリー / 世界システム論 / ヘゲモニー国家 / 歴史記述 / ナショナリズム / 国民国家
研究概要

1.第三年次は、個別研究として「グローバルヒストリー」の実例の検討した。また、本研究の第二の柱である「歴史記述の射程」をめぐり、研究分担者各位が専門とする地域史に関する研究史整理と代表的な歴史書の記述検討を行った。前者に関しては、ケンブリッジ大学名誉教授のデイヴィッド・フィールドハウス氏とオ一ストラリア国立大学のマーク・エルヴィン氏を、後者に関しては、フェリス女学院大学の二宮宏之氏を招聘して、研究交流を深めた。
2.1999年11月に、ロンドン大学パトリック・オブライエン氏、シカゴ大学ブルース・カミングス氏、アムステルダム大学タ一ト女史を招聘し、国内の有力研究者を交えて、国際ワークショップ「ヘゲモニ一国家の役割と世界システムの変容」を開催した。2000年2月には、ジョンズホプキンズ大学のジョバンニ・アリギ氏を招いて、ワークショップの内容を再検討するレビューセミナーを開催した。
3.三年間の共同研究を終えるにあたり、研究成果のレビューを受けるために、4名の代表団をロンドン大学歴史学研究所に派遺し、Global History Projectの責任者であるPatrick K.O'Brien教授をはじめとするイギリス側の研究者と対話を重ねた。

  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 阿河 雄二郎: "フランス近現代史研究の諸問題"望田幸男他編『西洋近代史研究入門』. 48-58 (1999)

  • [文献書誌] 秋田 茂: "British Informal Empire in East Asia 1880-1930s"Gentlemanly Capitalism and British Imperialism. 141-156 (1999)

  • [文献書誌] 鈴木 宏和: "繁栄と危機"ドナウ・ヨーロッパ史(山川出版社)第2章. 57-93 (1999)

  • [文献書誌] 西村 茂雄: "論中国抗日根拠地"記念式漢抗戦60周年国際学術研討会論文集. 562-578 (1999)

  • [文献書誌] 橋場 弦: "説得と民主政-モノからコトバへ-"西洋古典学研究. 47. 122-132 (1999)

  • [文献書誌] 赤木 攻: "続 タイ農村の構造と変動"勁草書房. (2000)

  • [文献書誌] 秋田茂・籠谷直人編著: "1930年代アジア国際秩序"渓水社. (2000)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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