研究課題/領域番号 |
09355006
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
山口 勝美 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (40023056)
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研究分担者 |
酒井 克彦 静岡大学, 工学部, 助教授 (80262856)
松室 昭仁 名古屋大学, 工学研究科, 助教授 (80173889)
中本 剛 名古屋大学, 工学研究科, 助教授 (30198262)
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キーワード | メタルジェット / マイクロ加工 / 三次元造形 / ラピッドプロトタイピング / 傾斜機能材料 / 三次元配線 |
研究概要 |
本年度は融点47℃のUアロイを用いてコンピューターコントロールにより各種3次元の造形を試みた。その結果、金めっきした平板上に2次元の各種文字の印字、画像の描画を手はじめに、3次元のモデルとして歯車、コイン、ボトルなどの簡単な形状から、車のモデル、人の顔、日本・世界の3次元地勢地図の作成などを行い、この技術によるモデリングの例を示すことができた。 また、融点183℃のはんだを用いて、立体配線を行い、横配線と縦配線の製造可能条件の違いを示すとともにその場合の電気抵抗率の測定及び結合強度の測定を前年度よりさらに正確に求めることができた。 さらに融点1455℃のニッケルや1063℃の金等の高融点金属をドットとしての発射が可能なノズルを開発し、これを用いてドットの発射を試みて、設計されたノズルの優秀性を確認できた。この高融点金属の発射は未だその精度、発射周波数において実用上の立場から未完成で、今後すぐれたノズル設計、発射の精度の確立などの研究が残されている。
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