| 研究課題/領域番号 |
09355032
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| 研究種目 |
基盤研究(A)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 展開研究 |
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| 研究分野 |
合成化学
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| 研究機関 | 岐阜大学 |
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研究代表者 |
加藤 晋二 岐阜大学, 工学部, 教授 (40021589)
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| 研究分担者 |
御舩 博隆 富士写真フィルム(株), 足柄研究所, 主任研究員
神田 貴宏 岐阜大学, 工学部, 助手 (30234157)
村井 利昭 岐阜大学, 工学部, 助教授 (70166239)
竹内 寛 富士写真フィルム(株), 足柄研究所, 主任研究員
山田 耕三郎 富士写真フィルム(株), 足柄研究所, 主任研究員
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| 研究期間 (年度) |
1997 – 2000
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| キーワード | カルコゲノカルボン酸 / カルコゲン原子 / カルコゲノエステル / セレノエステル / セレノチオエステル / ジチオカルボン酸塩 / チオカルボン酸アルカリ金属塩 |
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| 研究概要 |
以下のカルコゲノカルボン酸誘導体について、系統的に合成と構造を検討し、次の成果を得た。
本研究は、「超高感度写真フィルム増感剤(カルコゲノカルボン酸誘導体)と工業化評価試験法の開発」を目指して行われた。その結果、多くの新規カルコゲノカルボン酸重アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、典型元素誘導体、遷移金属および希土類金属誘導体、カルボン酸無水物とジアシルペルオキシドのカルコゲン同族体、さらにはセレノチオカルバミン酸およびセレノチオカルボン酸誘導体の合成・単離に成功し、興味深い構造と反応性を明らかにすることができた。
カルコゲノカルボン酸誘導体の超高感度写真フィルム増感剤としての有効性
代表的なカルコゲン増感剤の主体は、ハイポ、チオカルバミン酸誘導体およびポリスルフィドなど残留硫黄物の多い不安定な有機硫黄化合物であるが、近年増感性のより大きい有機セレンおよびテルル系化合物の検討が進められてきている。本研究で合成された一連の新規カルコゲノカルボン酸誘導体群は、何れもAg^+イオンと高い反応性を示すと見られるが、実用化には安定性の改善や感光核となるAgS,AgSeおよびAgTeの粒度など幾つもの解決すべき点があり、超高感光性評価方法を含め現在鋭意検討を進めている。
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