研究課題/領域番号 |
09355036
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研究種目 |
基盤研究(A)
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
長谷川 和彦 大阪大学, 工学部, 助教授 (60106804)
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研究分担者 |
伊藤 功 日本郵船(株)輸送技術研究所, 研究員
城戸 八郎 海技大学校, 機関学科, 助教授
小林 英一 三菱重工業(株)長崎研究所, 主務(研究員)
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キーワード | 船舶 / 航行安全 / 海上交通 / 衛星通信 / インターネット |
研究概要 |
仮想海上交通サービスセンタ(V-VTS)の基本的構想について、研究分担者との議論を重ね、以下のような成果を得た。 1)仮想海上交通サービスセンタ(V-VTS)をコンピュータシミュレーションにより再現し、その有効性について確認した。 2)低軌道衛星を用いた船舶との通信手段の市場調査を行い、近い将来に仮想海上交通サービスセンタ(V-VTS)の通信手段として廉価に安定して使えることがわかった。ただし、この分野の進展は早いので、引き続き、市場調査をする必要がある。 3)機関の故障診断、メインテナンスのためのデータベースを構築した。今後、そのデータを蓄積することにより、船舶の運航管理に非常に役立つことが期待できる。 4)実際に運航する船舶において、その位置や動向を海事衛星通信を用いて行い、到着時間予測に十分機能することがわかった。今後は、安定したデータの供給、廉価な衛星通信手段の利用により、さらに実用的となることがわかった。
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