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1999 年度 実績報告書

工学教育プログラムの質の向上を目指す評価・認識システムの開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09400010
研究機関工学院大学

研究代表者

大橋 秀雄  工学院大学, 工学部, 学長 (90010678)

研究分担者 水谷 惟恭  東京工業大学, 工学部, 教授 (60016558)
山内 睦文  名古屋大学, 大学院・工学研究科, 教授 (40115647)
大中 逸雄  大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (00029092)
山本 尚  名古屋大学, 大学院・工学研究科, 教授 (10135311)
平川 賢爾  九州職業能力開発大学, 教授 (30264097)
キーワード工学教育 / 技術者教育 / 教育評価 / 認定制度 / アクレディテーション / 技術者 / 教育成果
研究概要

申請時の研究計画では、平成11年度は、1)モデルカリキュラム試案の改善・公表、2)工学教育評価システム案の策定・調査、3)これらに基づいたいくつかの大学の工学教育プログラム評価の試行であった。しかし、昨年度の実績報告で述べたように、その後の情勢の変化により、研究を「技術者教育認定制度」の確立に必要な研究に絞り、工学教育の認定・評価方法について検討した。すなわち、まず、認定基準案を作成し、学会等で評価してもらい、吉川弘之放送大学学長を会長とする「日本技術者教育認定制度」の設立に寄与した(平成11年11月19日に設立された)。また、工学教育あるいは技術者教育プログラムの評価方法について検討し、原案を作成した。すなわち、認定基準においては、評価項目として、教育プログラムの目的・目標、具体的教育成果、カリキュラム等の教育方法、教育施設・環境、教育改善システムなどとし、教育成果としては、全分野に要求する共通基準と専門分野別に要求する分野別基準に分けた。共通基準には、技術者倫理やコミュニケーション能力など従来にない教育を要求している。評価は、自己点検書と実地審査で行 うことにした。このため、自己点検書の書き方を統一しておく必要がある。そこで、この自己点検書フォーマットを作成した。これには、自己点検評価の方法も記載してある。現在、このような基準と評価方法で実施可能かどうかを試行するため、学協会、大学に協力を依頼して準備を進めている。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 大中逸雄: "日本技術者教育認定基準の要点と教育の改善"工学教育. 48・1. 21 (2000)

  • [文献書誌] 大中逸雄: "グローバリゼーションにおける経営工学の役割"日本学術会議経営工学研究連絡委員会、第11回シンポジューム予稿集. (1999)

  • [文献書誌] 大中逸雄: "技術者資格と教育の国際標準化"平成11年電気・情報関連学会連合大会講師予稿集. 31 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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