研究分担者 |
福原 敏男 国立歴史民俗博物館, 民俗研究部, 助教授 (20156805)
神野 善治 武蔵野美術大学, 造形学部, 助教授 (70298024)
大島 暁雄 文化庁文化財保護部, 主任文化財調査官
樋口 昭 埼玉大学, 教育学部, 教授 (60015287)
植木 行宣 立命館大学, 文学部, 講師
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研究概要 |
本年度は3年計画の第2年度にあたり,昨年度より継続調査の8県に昨年調査を実施しなかった12道県を新たに加えて,計20道県の山車祭りを中心とする都市祭礼の実態調査を研究協力者を委嘱し実施するとともに,あわせて分担者による実地調査を秋田県,新潟県三重県等で実施した。各研究協力者から報告された実態調査の結果はA4サイズの用紙で1000枚を超える膨大な量におよび,逐次パソコン入力を行い山車祭礼のデータベース化を行っている。 平成10年6月23日に分担者会議,協力者会議を開き今年度の研究計画の方針を決定し,実態調査を開始した。また,前年度の実態調査報告は副本を2部作成し,研究代表者の宮田と,文化庁,植木の3者に分けて保管し、利用の便と管理の安全に万全を期することとした。 10月には三重県上野市で上野天神祭りの共同調査を実施するとともに、その機会を利用して前年度報告された調査報告のデータベース化に向けて抽出項目の決定等の検討を行った。同時にデータベース化の作業は外部に依頼することを決定した。この共同調査以外にも各分担者が個々に現地調査を実施し、都市祭礼の態様、山車等の実態についてデータの蓄積が確実に進んだ。 平成11年2月18日今年度3回目の分担者会議を開き,データベース化作業の進行状況を確認し,最終的にデータベースをCD-Rの形で各分担者,協力者等が保管することとした。また,最終年度の研究計画の確認,ならびに報告書の内容について検討を行い,協力者にも事例報告をまとめてもらうことなどの執筆分担等を決定した。
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