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1998 年度 実績報告書

日本語と論理学

研究課題

研究課題/領域番号 09410002
研究機関慶応義塾大学

研究代表者

飯田 隆  慶應義塾大学, 文学部, 教授 (10117327)

研究分担者 加地 大介  埼玉大学, 教養学部, 助教授 (50251145)
土屋 俊  千葉大学, 文学部, 教授 (50155404)
岡田 光弘  慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30224025)
キーワード日本語意味論 / 論理学教育 / 言語哲学
研究概要

本研究の目的は、現在標準とされている論理体系と日本語との関係を明らかにすることにある。本年度は、つぎのような研究を行った。
1. 現在広く用いられていると思われる日本語の論理学教科書数種にあたり、そこでの例文を採集し、分類した。その結果、動作を表す述語をもつ文よりも、状態を表す述語をもつ文の方が、例文として多く出現することを確認した。
2. 前項と関連して、日本語動詞に関して、これまでなされてきた分類を、論理学および哲学的概念分析の観点から再検討した。
3. さらに、前項に関連して、日本語においてごく単純な文とみなされている「花子が太郎を叱った」のような文に関してさえ、意味論的観点から見た場合には、多くの問題が解決されなければならないことを確認し、その解決への方向を探究した。
4. 自然言語に広く見られる文脈依存性、とりわけ、時制と人称の問題に関して、その具体的扱いのための理論的課題の検討を行った。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 加地大介: "過去へはなぜ行けないか" 埼玉大学紀要 教養学部. 34・2. 17-22 (1998)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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