研究課題/領域番号 |
09410003
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
麻生 健 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (80012524)
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研究分担者 |
北川 東子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (40177829)
村田 純一 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (40134407)
山脇 直司 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (30158323)
大石 紀一郎 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (30194070)
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キーワード | ドイツ哲学 / メディア論 / 学派形成 / ドイツ統一 / 言語分析哲学 / 現象学 / 哲学概念 / インターネット |
研究概要 |
本年度は研究テーマのうち、(5.ニュー・メディアと「哲学」概念の変化)を集中的に取り上げ、さらに前年度分の(2.学派形成のメカニズム)およぴ(4.統一後の動向)に関して補充的な研究調査を行った。 5に関しては、麻生・大石が中心となり、インターネット上て開設されている哲学分野のホーム・ページの検索、フォーラム等の実態調査を行い、全体的な動向、メディアの利用形態などを分析した。また山脇、村田がそれぞれ英米における言語分析哲学、現象学研究を取り上げ、これらにおけるニュー・メディアに対する反応を調査、分析し、北川・大石が最近のドイツにおけるKittler、Bolzなどによるメディア論の展開を調査した。 なお、上記の2および4の二つのテーマに関しては全員がその作業を行ったが、この作業との関連で、特に本年度に来日したベルリン・フンボルト大字のシュネーデルバッハ教授から具体的な情報を収集し、また本研究全体について意見聴取・交換を行った。 さらに3年間の調査・研究について全員で総括的な討議を行い、研究成果報告書の作成を開始した。
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