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1999 年度 実績報告書

現代ドイツにおける哲学研究の動向と研究基盤調査

研究課題

研究課題/領域番号 09410003
研究機関東京大学

研究代表者

麻生 健  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (80012524)

研究分担者 北川 東子  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (40177829)
村田 純一  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (40134407)
山脇 直司  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (30158323)
大石 紀一郎  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (30194070)
キーワードドイツ哲学 / メディア論 / 学派形成 / ドイツ統一 / 言語分析哲学 / 現象学 / 哲学概念 / インターネット
研究概要

本年度は研究テーマのうち、(5.ニュー・メディアと「哲学」概念の変化)を集中的に取り上げ、さらに前年度分の(2.学派形成のメカニズム)およぴ(4.統一後の動向)に関して補充的な研究調査を行った。
5に関しては、麻生・大石が中心となり、インターネット上て開設されている哲学分野のホーム・ページの検索、フォーラム等の実態調査を行い、全体的な動向、メディアの利用形態などを分析した。また山脇、村田がそれぞれ英米における言語分析哲学、現象学研究を取り上げ、これらにおけるニュー・メディアに対する反応を調査、分析し、北川・大石が最近のドイツにおけるKittler、Bolzなどによるメディア論の展開を調査した。
なお、上記の2および4の二つのテーマに関しては全員がその作業を行ったが、この作業との関連で、特に本年度に来日したベルリン・フンボルト大字のシュネーデルバッハ教授から具体的な情報を収集し、また本研究全体について意見聴取・交換を行った。
さらに3年間の調査・研究について全員で総括的な討議を行い、研究成果報告書の作成を開始した。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 麻生健: "Deutschstudien in Japan bzw. Probleme der Auslandstudien"日本ドイツ学会『ドイツ研究』. 28号. 42-65 (1999)

  • [文献書誌] 麻生健: "シェリングの時代の歴史観"日本シェリング協会『シェリング年報』. 7号. 40-45 (1999)

  • [文献書誌] 山脇直司: "社会科学の学問性-自然科学と文芸批評の間"科学基礎論研究. 19-24 (1999)

  • [文献書誌] 村田純一: "解釈とデザイン"文化と社会. 第1巻. 154-179 (1999)

  • [文献書誌] 山脇直司: "『新社会哲学宣言』"創文社. 254 (1999)

  • [文献書誌] 村田純一(共著): "『哲学に何ができるか』"岩波書店. 240 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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