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2001 年度 研究成果報告書概要

現代ドイツにおける哲学研究の動向と研究基盤調査

研究課題

研究課題/領域番号 09410003
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 哲学
研究機関東京大学

研究代表者

麻生 建  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (80012524)

研究分担者 北川 東子  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (40177829)
村田 純一  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (40134407)
山脇 直司  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (30158323)
大石 紀一郎  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (30194070)
研究期間 (年度) 1997 – 1999
キーワード戦後ドイツ哲学 / 学派形成 / 哲学概念 / インターネット / 統一後のドイツ哲学 / 哲学の国際化
研究概要

1)戦後ドイツにおける哲学研究の動向、2)学派形成のメカニズム、3)哲学研究の国際と研究交流、4)統一後の動向、および5)ニューメディアと<哲学>概念の変化の5つのテーマを設定し、それぞれについて基本的なデータの収集と整理を行いつつ、その上で総合的な分析を試みた。その結果としてそれぞれについて次のような成果が得られた。
1)一時期までは戦前から活躍していた「大哲学者」の存在によって全体の活気が保たれていたが、70年代以降は研究・教育のシステム全体が時代遅れとなり、全集の編纂のような文献学的作業が多く、生産的な活動が全体的に停滞している。
2)ディルタイ、ニーチェの受容や批判理論の展開についてケース・スタディを行った。
3)ドイツにおけるインタヴューや来日した研究者との討論によって哲学における国際交流の現状について広く知見を得られた。
4)この問題はまだ最終的な回答を与えるには時期尚早であり、いずれ数年後にあらためて調査を行う必要がある。
5)インターネット上に公開されたドイツ哲学についての情報について調査し、その現状を記述した。

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公開日: 2003-09-17  

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