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1999 年度 実績報告書

障害幼児における注意の共有性とその発達特性に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09410034
研究機関九州大学

研究代表者

大神 英裕  九州大学, 大学院・人間環境学研究科, 教授 (20020141)

研究分担者 徳永 豊  国立特殊教育総合研究所, 肢体不自由部, 主任研究員 (30217492)
古賀 清治  大分大学, 教育学部, 助教授 (20225395)
干川 隆  国立特殊教育総合研究所, 精薄部, 主任研究員 (90221564)
吉松 靖文  愛媛大学, 教育学部, 助教授 (50243861)
田中 信利  西南女学院短期大学, 助教授 (90236612)
キーワード共同注意 / 行動マーカー / 発達評価 / 社会的理解と発達 / 乳幼児健診 / 発達の連関 / 発達障害児 / 多変量分析
研究概要

1 乳幼児発達検査項目の改訂
形式分析(文献検討)および二次の予備調査を通して第三次検査項目改訂を行った。それは5つのカテゴリーから構成された。すなはち、三項関係における共同注意(20項目)、二項関係における愛着(5項目)、問題行動(3項目)、運動能力(14項目)、言語能力(16項目)である。
2 乳幼児検診とタイアップした調査の実施
乳幼児検診と早期療育の地域システムを整備させようとする地域(福岡県前原市・志摩町・二丈町・北九州八幡区)における乳幼児(4ヶ月〜24ヶ月児)の悉皆調査。有効回答は1250名であった。
3 分析結果
(1)クラスター分析から、検査項目は予想された5つのクラスターに分かれ、共同注意の行動マーカー(20項目)はさらに4つの群に分類された。月齢は10ヶ月までの時期とそれ以降に大別された。前半は4〜7ヶ月と、8〜10ヶ月の発達の相が区別された。後半は11〜12ヶ月の相と13ヶ月位後の相に分かれた。
(2)通過率の月齢変化を検討すると、確かに10ヶ月を過ぎた頃から共同注意行動は急激に増加し、13ヶ月以降は80%以上の安定した通貨率を示した。
(3)通過率の平均値と標準偏差を算出し、個人差の分析を試みたところ、マイナス2標準偏差以下の発達遅滞時が少なくとも32名いることが明らかとなった。現在これらのケースについて面接調査等によるフォローアップの方法を検討している。
(4)その他、発達障害児関連の分析結果や論考は報告書に記述する。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] Ogami.HIDEHIRO: "The theoretical perpective of joint attention"Res.Bull.Edu.Psyshol.,Kyushu-U. Vol43,No1. 1-10 (1999)

  • [文献書誌] 大神英裕: "生涯発達と動作法"兵庫リハビリティション心理学研究. 14巻. 1-15 (1998)

  • [文献書誌] 大神英裕・山野留美子: "乳幼児における共同注意行動の発達に関する研究"九州大学教育学部紀要. Vol42,No2. 165-173 (1998)

  • [文献書誌] 徳永豊: "相手にあわせる行動が難しい脳性マヒ児の言語発達について-「動きの課題」を手がかりとしたやりとり行動の形成から-"特殊教育学研究. 36(5). 49-56 (1999)

  • [文献書誌] 田中信利: "障害児の動作発達援助の規定因に関する一考察"西南女学院短期大学研究紀要. 第45号. 113-120 (1998)

  • [文献書誌] 干川隆: "アメリカ合衆国における学習障害の認定をめぐる問題-能力と学力との不一致モデルの検討-"国立特殊教育総合研究所研究紀要. 第26巻. 97-110 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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