研究課題/領域番号 |
09410049
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学(含社会福祉関係)
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研究機関 | 専修大学 |
研究代表者 |
鐘ヶ江 晴彦 専修大学, 文学部, 教授 (20129919)
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研究分担者 |
野口 道彦 大阪市立大学, 同和問題研究室, 教授 (00116170)
塚田 守 椙山女学園大学, 文学部, 教授 (80217273)
福岡 安則 埼玉大学, 教養学部, 教授 (80149244)
山田 富秋 京都精華大学, 人文学部, 教授 (30166722)
木村 英憲 愛知学院大学, 文学部, 教授 (40201462)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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キーワード | 外国人労働者 / 人権 / マイノリティ / 計量分析 / 市民意識調査 |
研究概要 |
まず、これまで収集した諸外国および日本の外国人労働者・移民労働者、エスニック・マイノリティに関する文献・資料、および各国の専門家からのヒアリング結果の分析を通して、諸外国および日本の「外国人就労者」の人権問題の現状とそれへの国・自治体の対応策に関する先行研究の成果を総括し、「外国人就労者」の人権問題に関する社会学的分析の理論枠組みの構築について検討した。 また、これまで実施してきた、首都圏および中部・近畿における外国人就労者および彼らに対する支援組織を対象とする聞き取り調査の結果を整理・分析した。 さらに、神奈川県川崎市と三重県鈴鹿市において98年に実施した「外国人に関する市民意識調査」データの計量分析を継続実施し、「外国人就労者」の人権に関する住民の意識・態度の基底要因の解明に努めた。 以上のような本研究の成果を、第72回日本社会学会において、「『外国人労働者』の現状と住民意識」というタイトルの下、鐘ヶ江、塚田、木村、野口、山田の5名がそれぞれ報告した。また、本研究の総まとめとして、研究成果報告書を刊行した。内容および執筆者は、次の通りである。 1.研究の目的と経過(鐘ヶ江)、2-1支援組織と中部地区の外国人労働者(塚田)2-2ニューカマーによる互助活動の可能性(山本)、2-3日本における外国人労働者の滞在長期化傾向(マーサ)、3-1外国人労働者をおめぐる住民意識の現状とその規定要因(鐘ヶ江)、3-2排除意識と感情移入をめぐって(木村)、3-3鈴鹿市のデマ騒動をめぐって(野口)、3-4自由回答のテキスト分析(山田)、4アンダークラスとしての外国人労働者問題(中根)
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