研究課題/領域番号 |
09410053
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研究機関 | 武蔵大学 |
研究代表者 |
梶原 宣義 (栗田 宣義) 武蔵大学, 社会学部, 教授 (10205198)
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研究分担者 |
渡辺 登 新潟大学, 人文学部, 助教授 (50250395)
那須 壽 早稲田大学, 文学部, 教授 (40126438)
園田 雅久 上智大学, 文学部, 教授 (00154716)
国広 陽子 武蔵大学, 社会学部, 助教授 (10308017)
天野 正子 お茶の水女子大学, 文教育学部, 教授 (10071086)
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キーワード | 女性と政治 / 生活者ネットワーク / 代理人運動 / 生活クラブ生協 / 政治参画 / 女性地方議員 |
研究概要 |
(a)昨年に引き続き、戦後日本の女性の政治参加・参画に関する既存研究をフォローアップし、戦後直後の高揚期、高度経済成長以後の低迷期、80年代以降の再上昇期の各時期の特色を、広範囲にわたる社会変動との関連をもふまえて歴史的・理論的に考察した。(b)昨年度、データベース化した、首都圏下の代理人議員の生活史と活動状況に関するインタビュー調査ならびに、東京都下の「生活者ネットワーク」メンバーに対する全数調査と各ネットワーク組織へのインタビュー調査の結果を、これまでの分析結果をふまえて、議員及び運動の中核メンバーの生活史的状況、コーホート効果、運動への参加契機、活動状況、当該家族への影響等を分析中である。(c)昨年度終了した新潟県下の全女性地方議員に対するインタビュー調査と代理人議員との比較検討を行い、地方都市における生活者政治の可能性を検討した。(d)代理人・ネット運動に関して、一旦は代理人として議員活動をしながら、何らかの理由で代理人を止めた女性議員に対して、その過程や代理人・ネット運動への評価、現在の政治への関わり方等を含めたインタビュー調査を実施中である。(e)全国の女性地方議員に対するアンケート調査を実施中でるが、本格的な全国調査は、1999年4月の統一地方選挙の結果を待って実施する方がより効果的な結果が得られると判断し、99年度に継続することとした。
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