研究課題/領域番号 |
09410058
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研究機関 | 佛教大学 |
研究代表者 |
富田 英典 佛教大学, 社会学部, 教授 (50221437)
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研究分担者 |
富田 和弘 広島女子大学, 国際文化学部, 専任講師 (50285417)
中根 光敏 広島修道大学, 人文学部, 助教授 (40212089)
志村 哲郎 山口県立大学, 社会福祉学部, 教授 (50264982)
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キーワード | サービス化 / 情報化 / 消費文化 |
研究概要 |
本研究は、現代人の生活全般を特徴づける傾向を「サービス化社会」というキーワードから明らかにすることにより、この「サービス化現象」が社会全般にどのような影響を及ぼしているのか、また、都市における日常生活にどのような変化を生み出しているのかを社会学的な観点から総合的に研究することを目的としている。 本年度は、3年の研究期間の2年目に当たり、質問紙調査を実施する年度である。予定通り前半に今年度の研究全体の打ち合わせ、研究内容の検討を行い、前年度のフィールドワークの分析、新たな資料の収集、及び昨年度に引き続きフィールドワークを中心にした参与観察を継続して行った。後半は、研究分担者が地理的に離れて大学に所属しながら、フィールドワークを実施している関係上、昨年同様、電子メールを積極的に活用して調査実施のための打ち合わせを行った。その後、調査実施に向けて、調査協力機関との調整と打ち合わせを行い、質問紙を作成した。質問紙調査は、コープこうべ生協研究機構の協力を得ることができ、兵庫県西宮市において「家庭におけるサービス化現象」に関する質問紙調査を実施した。さらに、高齢者を対象にした質問紙調査を実施するために協力機関との調整を行った。この調査は、協力機関との関係から次年度での実施に向けて現在調整中である。また、前半と同様に、資料の収集とフィールドワークも平行して実施した。そして、最終年度に向けて、2年間の研究の整理と分析を行った。
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