研究課題
今年度は最終年であり、継続されてきた研究のまとめを行った。(1)短期留学生用フィールド・ワーク法を使った試みの継続、(2)日本語プログラム関連の講査研究のまとめ、(3)東大の短期交換プログラム、学生・教官アンケート調査の集計分析、及び、他短期留学プログラムの訪問調査、(4)学生へのフィード・バック・システムをホーム・ページを用いて検討、(5)学部で担う運営体制の分析を、プログラム創設時の運営委員を中心に、まとめた。国立大学における英語による特別プログラム方式の短期交換留学プログラムの歴史は浅く、東大は九州大学に続いて1995年に創設し、2000年2月現在では5期生が在籍している。従って、運営委員も創設時のメンバーの多くが残り、本所究も、プログラムを作りながら短期留学の枠組みの中で調査するというアクション・リサーチ的側面が強い。データ一べース化は運営体制における人員不足があり、実際の内容は完成することができなかったが、今後の利用を可能にする枠組み作りは行われた。結果は報告書としてまとめられる予定である。
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