研究課題
基盤研究(B)
本研究は国立大学において、九州大学に続いて一九九五年に始まった英語による特別プログラム方式による短期留学プログラムを基盤として行われた調査研究をまとめたものである。本プログラムは他国立大学プログラムと異なり、留学生センター方式をとらず、教養学部全体で担う体制を維持することによってメインストリーム化を意識してきた。こうした体制を背景として、主として四つの領域において分担の上、調査研究が行われた。(1)日本語プログラムと短期留学生に焦点を絞った専門講義の連携プログラム、日本語教材、テキストの開発(日本語教材は東大出版から出版予定)、(2)専門講義におけるフィールド方法等に関する教授法、講義内容の研究、(3)他短期留学生用受け入れ体制の調査、及び、東大のプログラムの留学生、日本人学生、教官調査、運営体制等のアクション・リサーチ的調査、(4)インターネットを用いた留学生支援の試行。研究分担者はプログラム創設時の運営委員を中心としたメンバーであり、調査研究はアクション・リサーチ的側面を持っている。
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