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1998 年度 実績報告書

生涯学習関係職員養成の総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 09410078
研究機関早稲田大学

研究代表者

大槻 宏樹  早稲田大学, 教育学部, 教授 (90063552)

研究分担者 山本 和代  東洋英和女子学院大学, 人間科学部, 教授 (00060624)
元木 健  川村学園女子大学, 教育学部, 教授 (20027957)
藤田 秀雄  立正大学, 文学部, 教授 (90062786)
木全 力夫  創価大学, 教育学部, 教授 (30120942)
上杉 孝實  京都大学, 教育学部, 教授 (90031707)
キーワード社会教育主事 / 生涯学習専門職員 / 生涯学習システム / 公民館職員 / 博物館学芸員 / 社会教育主事養成 / 職員の専門性 / 社会教育主事講習
研究概要

本研究は、社会教育主事に係わる養成研究部会、任採用研究部会、研修研究部会、比較研究部会、歴史研究部会及び学芸員研究部会から成り立っている。
1 社会教育主事養成研究部会は、(1)全国大学・短大等におけるカリキュラム、社会教育実習、養成組織等の実態調査、(2)社会教育主事講習実施大学及び国立社会教育研修所等における主事講習の実態調査の分析を行った。その結果については、全国社会教育職員養成研究連絡協議会第9回、第10回研究大会で第1次、第2次報告の研究発表を実施した。
2 社会教育主事任採用研究部会及び同研修研究部会ともに、全国市区町村3302箇所教育委員会社会教育・生涯学習関係職員宛悉皆調査を実施した。回答数は1852で、回収率は約56%に達した。以上の任採用・研修に関する調査内容は、前掲第10回研究大会で第1次報告を実施した。なお現在、都道府県教育委員会単位宛の実態調査を行っている。
3 比較研究部会では本年度は「イギリスにおける生涯学習関係職員の養成制度について」及び「ドイツにおける成人教育の職員の養成と研修」が定例研究会において報告された。
4 歴史研究部会では、わが国における社会教育主事の歴史について、定例研究会での2回にわたる報告を行った。(l)は戦前の社会教育主事創設期の実態を府県別にその任務条件、任務内容等について専門職としての萌芽、行政職としての問題点について報告した。(2)は戦後の社会教育法に基づいた戦後初期の社会教育主事の制度上の出発点を、議会資料等の原典に当たりながらの発表があった。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 小林繁、木全力夫: "大学における社会教育職員養成の課題" 社会教育職員研究. 第6号. 1-8 (1999)

  • [文献書誌] 荒井容子、山本和代: "全国調査にみる社会教育職員の養成・任採用・研修の実態" 社会教育職員研究. 第6号. 9-18 (1999)

  • [文献書誌] 大槻宏樹、片岡了: "社会教育主事の歴史" 社会教育職員研究. 第6号. 19-24 (1999)

  • [文献書誌] 上杉 孝實: "英国における生涯学習関係職員の養成制度について" 社会教育職員研究. 第6号. 25-30 (1999)

  • [文献書誌] 三輪 建二: "ドイツにおける成人教育の職員と研修" 社会教育職員研究. 第6号. 31-36 (1999)

  • [文献書誌] 藤田 秀雄: "戦後の社会教育主事制度" 社会教育職員研究. 第6号. 37-44 (1999)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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