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1998 年度 実績報告書

教育の役割構造の変容に伴う学社連携のパラダイム展開に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09410082
研究機関国立教育研究所

研究代表者

澤野 由紀子  国立教育研究所, 生涯学習研究部, 主任研究官 (40280515)

研究分担者 田中 雅文  日本女子大学人間社会学部, 助教授 (10217078)
川野辺 敏  常葉学園大学教育学部, 教授 (10000001)
鬼頭 尚子  国立教育研究所, 生涯学習研究部, 研究員 (00290859)
山本 慶裕  国立教育研究所, 生涯学習研究部, 室長 (50135646)
笹井 宏益  国立教育研究所, 生涯学習研究部, 室長 (10271701)
キーワード学社連携・融合 / 学校教育 / 社会教育 / 生涯学習体系
研究概要

平成10年度は、7月19日と1月13日の2回の研究会を開催するとともに、下記の調査・分析作業と報告書の作成を行った。
(1)都道府県及び制令指定都市の学社連携・融合事業に関する試料収集平成9年度に実施した市区町村を対象とする学社連携・融合事業に関するアンケート調査の補充調査として都道府県・政令指定都市の学社連携・融合事業の実態を把握するための資料収集を行った。
(2)学者連携に関するケース・スタディ-
アンケート調査に回答した自治体のなかから,特色のあるものを選定し、訪問調査と電話調査によるヒヤリング調査と資料収集を含むケース・スタディを行った。兵庫県氷上郡、滋賀県長浜市、北海道美瑛町、千葉市、京都市の各教育委員会については、面接訪問調査を行った。
(3)学者連携・融合事業のデータベース作成と分
平成9年度に実施したアンケート調査で収集した市区町村における特色のある学社連携・融合事業の事例のデータベースを作成し、その内容をアンケート調査に回答されたデータと相関させて分析した。
(4)調査結果の分析と政策課題の
アンケート調査とケース・スタディの結果を踏まえて,我が国の学社連携の現状と問題・課題を国際比較の視点を交えて総合的に分析・整理するとともに,今後に向けたパラダイム展開の方向性とそれに伴う政策課題を考察した。
(5)研究成果のまとめ
上記のすべての調査・分析作業の結果をとりまとめ,本最終報告書を作成した。
本研究成果については、分析とまとめをさらに洗練した上で内外の学会で発表するとともに、地域子育て支援システムに焦点化して、さらに研究を深化させていく予定である。

  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 澤野由紀子: "ロシア連邦における家庭と学校・学校外教育施設の連携" 学校と地域社会との連携に関する国際比較研究. 中間報告書(II). 322-331 (1998)

  • [文献書誌] 鬼頭 尚子: "フランスにおける学校と地域社会とのパートナーシップ" 学校と地域社会との連携に関する国際比較研究. 中間報告書(II). 199-206 (1998)

  • [文献書誌] 澤野由紀子: "自ら学ぶ力" 月刊公民館. 第485号. 18-20 (1998)

  • [文献書誌] 澤野由紀子他: "ロシア連邦における学校と地域社会の連携" 『学校と地域社会との連携に関する国際比較研究』. 最終報告書. (1999)

  • [文献書誌] 鬼頭 尚子他: "フランスにおける学校と地域社会の連携" 『学校と地域社会との連携に関する国際比較研究』. 最終報告書. (1999)

  • [文献書誌] Yukiko SAWANO,: "SOCIAL DEVELOPMENT AND LIFELONG LEARNING IN JAPAN: POLICIES AND PRACTICES" Proceedings of the International Seminar on Social Development and Human Resources Development in the APEC Member Economies. 43-66 (1999)

  • [文献書誌] 今野雅裕編、澤野由紀子他著: "事例に学ぶ・学校と地域のネットワーク" ぎょうせい, 272 (1998)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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