研究課題/領域番号 |
09410099
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
姫田 光義 中央大学, 経済学部, 教授 (10096159)
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研究分担者 |
奥村 哲 東京都立大学, 人文学部, 教授 (80144187)
菊池 一隆 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (00153049)
久保 亨 信州大学, 文学部, 教授 (10143520)
石井 明 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (10012460)
井上 久士 駿河台大学, 法学部, 助教授 (30286108)
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キーワード | 中華民国 / 国民政府 / 日中戦争 / 冷戦 / 中国国民党 / 中国共産党 / 第三党 / 中華人民共和国 |
研究概要 |
当該研究課題の達成のため、姫田光義が田中恭子著『土地と権力』の書評を行うなど先学の研究業績の検討会を含む研究会をほゞ毎月一回行い、また黄美真氏(華東師範大学)を上海処研究会と合同で招請するなど幅広い研究活動を行ってきた。 こうした研究活動の成果の上に、かつ次年度の研究促進のため、合同研究合作会議(合宿)を挙行し、会員を中心とした斯界の結集のための試みを実行した。その具体的内容は次の通り。(日時)1998年3月10-12日(場所)中央大学葉山寮(参加者)延べ35名、(研究発表)姫田「中華民国国民政府史の研究発展のために」丸田孝志「辺区の記念日活動と農暦」川井伸一「企業経営からみた1940年代」久保亨「戦後国民政府の対外経済政策」吉田豊子「内モンゴルにおける中国共産党の国家統合政策」中村元哉「内戦期の憲政実施をめぐる学術界の動向」この合宿では総括的討論として、本研究グループの活動は当該時期・課題に即した研究活動としては先駆的役割をはたすであろうことを確認し、成果の公刊が学界に裨益するところ大であるとの認識のもと、今後はより計画的系統的研究を推進するとの愚思の一致をみた。
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