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1997 年度 実績報告書

P.Claudelの滞日に関する総合的資料収集・調査及び滞日年譜の作成

研究課題

研究課題/領域番号 09410122
研究種目

基盤研究(B)

研究機関青山学院大学

研究代表者

中條 忍  青山学院大学, 文学部, 教授 (00082587)

研究分担者 山崎 順子  湘南国際女子短期大学, 教授 (00166646)
西堀 昭  横浜国立大学, 経営学部・大学院, 教授 (30049928)
内藤 高  大阪大学, 文学部, 教授 (60188860)
金原 礼子  筑波大学現代語, 現代文化系, 助教授 (20091895)
稲田 弘子  聖徳大学短期大学部, 助教授 (60201331)
キーワードクローデル / 日本 / 年譜 / 外交 / 日仏交流
研究概要

今年度は、第1に予算に応じてコンピューターとその周辺機具及びソフト類を取りそろえるとともに、資料の複写を行った。第2に、研究代表者と研究分担者全員、それにコンピューター処理担当の斎藤裕史を加え、数回の検討を経て「年譜作成マニュアル」を作成した。第3に、作成された「マニュアル」にしたがい、1921年11月18日〜1922年12月31日までのクローデルの滞日年譜作成にとりかかった。作業はフランシュ・コンテ大学に所属するジャック・プチ・センターの協力をえて、クローデルの『日記』、日本とフランスに保存されている外交文書、新聞記事、未発表分をふくむ手紙等に基づいて行われた。年譜での使用言語は日仏両語とした。また、滞日年譜に記載される内容は、行動のみならず、思考、読書、出版等にわたり、できるかぎり正確で簡潔な記述を目指した。
1997年末には上記期間中の滞日年譜の仮原稿の作成を完了し、1998年3月末までに各研究者が不明点や注をふくめ、訂正・加筆を分担して行った。
この仮原稿は、いまだ不備な点があり、印刷公表できるものではないが、今後予定されている1923年以降の滞日年譜の作成作業と平行して継続調査・修正を行い、科学研究費補助金終了時までに完全な滞日年譜に仕上げていくつもりである。1998年末には、1921年11月18日〜1922年12月31日までの滞日年譜だけは、一般公開できると思う。一般公開まえに世界の代表的なクローデル専門家の意見を徴集し、不備を正したいと考えているからである。
現在、1921年11月18日〜1922年12月31日までのクローデルの滞日年譜の仮原稿は、研究代表者である青山学院大学文学部教授中條忍の個人研究室に設置されているコンピュータに保存されている。

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2013-12-24  

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