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1999 年度 実績報告書

P.Claudelの滞日に関する総合的資料収集・調査及び滞日年譜の作成

研究課題

研究課題/領域番号 09410122
研究機関青山学院大学

研究代表者

中條 忍  青山学院大学, 文学部, 教授 (00082587)

研究分担者 西堀 昭  横浜国立大学, 大学院・国際開発研究科, 教授 (30049928)
金原 礼子  筑波大学, 現代語・現代文化学系, 教授 (20091895)
稲田 弘子  聖徳大学, 短期大学部, 助教授 (60201331)
山崎 順子  湘南国際女子短期大学, 国際教養学科, 教授 (00166646)
濱口 學  國學院大學, 法学部, 教授 (50052155)
キーワードクローデル・ポール / 年譜 / 日本 / フランス / 1921年〜1927年
研究概要

今年度は、1927年までの年譜作成資料調査を終了する予定であったが、研究者によってばらつきがあり、好調な進捗状況とはいえない。いずれにしろ、2000年3月末か4月初頭には各研究者による調査結果が出揃い、それらはこれまでの調査結果同様に青山学院大学の中條忍個人研究室のコンピューターに蓄積されることになっている。
今年度は、作業を進めて行く過程において、手元に完備していると思っていた資料-とくに日本側の外交文書と新聞記事-に不備があることがわかり、外交史料館や複数の図書館での再調査と資料収集に多大の時間を取られ、資料複写に予想外の出費をしてしまった。それゆえ、今年度収集した資料の詳細な調査と1927年までの調査結果の再点検は、来年度になる可能性が高い。
他方、年譜の形式を決めなければならない時期でもあり、とりあえず1921年分の資料をまとめ、日仏両語で仮形式の年譜を作成し、それを識者に供し、批判を仰ぐことにした。仏語版の1部は、フランスのクローデル協会の機関誌(Bulletin de la Societe Paul Claudel,n.156,1999)に発表されたが、日本語版は発表機関が見つからなかったため、ワープロ打ちの原稿を80部つくり、識者に送った。現在、かなりの数の批判、指摘、忠告、激励が送られてきている。私たちとしては、それをもとに検討を重ね、多くの人々に役立つ年譜の形式をまず定め、それに基づいて決定版となる年譜作成に取りかかる予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] CHUJO, INADA, KIMPARA, NISHIBORI, HAMAGUCHI, YAMAZAKI, NEGISHI: "ESSAI D'UNE CHRONOLOGIE DU SEJOUR DE PAUL CLAUDEL AU JAPON"BULLTIN DE LA SOCIETE PAUL CLAUDEL. 156. 14-19 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2012-10-24  

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