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1997 年度 実績報告書

ドイツ・ロマン派の超域言語論的研究

研究課題

研究課題/領域番号 09410123
研究機関東京大学

研究代表者

臼井 隆一郎  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (90092668)

研究分担者 青木 誠之  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (20011356)
川中子 義勝  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (60145274)
湯浅 博雄  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (30130842)
宮下 志朗  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (90138610)
鍛治 哲郎  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (30135818)
キーワードロマン主義 / 印欧語 / ゲルマン神話 / ヘルダーリン / 神話 / ハーマン / クロイツァー / ドイツ・ロマン派
研究概要

初年度の平成9年度はドイツ・ロマン派の雑誌とゲルマン語文献学、特にゲルマン神話学関連の図書を購入し、研究基盤を整えることに勤めた。ミュンヒェン宇宙論派に関する研究をいかに進めるべきかをベルリン大学ゲルト・マッテンクロット教授やハンブルグ大学のミヒャエル・グロースハイム教授、チュービンゲン大学のバ-ル・ミュラー氏と討議し、当面、その個々の思想家に関する論文集を出版する計画を立て、現時点では臼井はクラ-ゲスとシューラーに関する論考を送付した。刊行はともに平成10年度になる。その他、オーストラリア・アデレ-ド大学のトニ-・スティーヴンス教授、ドイツ・トリア-大学のユルリングス教授、スイス・バ-ゼル大学のガブリエル・ブラントシュテッター教授、ドイツ・ミュンヒェン大学のゲルハルト・ノイマン教授などとドイツ・ロマン主義の細目を論じ合う機会を得た。研究分担者の一人、川中子義勝はその長年のハーマン研究によってドイツ・ミュンスター大学よりハーマン賞を受賞した。

  • 研究成果

    (8件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (8件)

  • [文献書誌] 青木 誠之: "孤独な学校-「ビンダロス断片」を読む" イドウ-ナ. 創刊号. 49-99 (1997)

  • [文献書誌] 湯浅 博雄: "政治的言述。嘘。映像" 大航海. 17号. 90-99 (1997)

  • [文献書誌] 湯浅 博雄: "ファシズム・ナショナリズム・他者" ユリイカ. 7月号. 125-133 (1997)

  • [文献書誌] 湯浅 博雄: "地獄の一季節論" 現代詩手帳. 6月号. 124-134 (1997)

  • [文献書誌] 宮下志朗: "作家・報酬・文壇-エミール・ゾラの場合" みすず. 8月号. 77-92 (1997)

  • [文献書誌] 川中子義勝: "日本におけるヨ-ハン・ゲオルク・ハーマン文献目録" ドイツ文学. 99号. 179-186 (1997)

  • [文献書誌] 鍛治哲郎: "パウル・ツェラーン 言葉の身ぶりと記憶" 鳥影社, 208 (1997)

  • [文献書誌] 臼井隆一郎: "乾いた樹の言の葉 シュレーバー回想録の言語態" 鳥影社, 261 (1998)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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