研究課題/領域番号 |
09410127
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
猪口 弘之 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (10017593)
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研究分担者 |
北川 東子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (40177829)
岡部 雄三 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (20116007)
麻生 健 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (80012524)
大石 紀一郎 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (30194070)
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キーワード | 文化的セルフ・イメージ / 文化理論 / 他者のイメージ / ドイツ性 / 教養理念 / 政治文化 / 文化批判 / 宗教思想 |
研究概要 |
本年度は、各研究分担者がそれぞれの立場から研究計画の5.「文化的セルフ・イメージ」と比較文化論、についての考察を扱い、平成10年度までの準備作業とケース・スタディによって得られた知見に基づいて、「文化的セルフ・イメージ」に関ずる理論的な考察を行って、新たな比較文化論の方法論的基礎を探った。研究分担者のうち、麻生は日本におけるドイツ研究の現状と課題を異文化研究に共通する問題として考察した。岡部は日本におけるヨーロッパの宗教思想の受容が「文化的セルフ・イメージ」によってどのように条件付けられているかを検討した。北川はフェミニズムにおける「身体」論に関して「文化的セルフ・イメージ」との関連を追求した。大石は日独相互の報道による「文化的セルフ・イメージ」の増幅・変容に関して、政治文化の領域を中心に考察した。3年間の研究成果をまとめ、近日中に研究成果報告書を作成する。
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