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1999 年度 実績報告書

地域産業における研究開発型企業間ネットワークの組織間学習プロセスの調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 09430021
研究機関東北大学

研究代表者

安田 一彦  東北大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (80174506)

研究分担者 権 奇哲  東北大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (40261490)
金崎 芳輔  東北大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (30204572)
大滝 精一  東北大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (20138556)
藤井 敦史  東北大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (60292190)
若林 直樹  東北大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (80242155)
キーワード地域企業間ネットワーク / コンカレント・エンジニアリング / 研究開発
研究概要

本研究は、「組織間学習」を有効に展開させていくという観点から地域の中小企業が研究開発活動を共同して行うプロセスのマネジメント手法を多面的かつ総合的に実施した基礎研究である。本研究の主たる目的は、ある地域の産業集積地に存在する複数の中小企業(地域企業)で構成される企業間ネットワーク上での共同研究開発過程において、企業間での「組織間学習」の有効な展開を促進するために開発戦略・開発体制・人事管理・企業間関係管理・財務管理等の管理手法がどのような特徴を持って展開されているのかの実態把握を行い、そのプロセスをマネジメントする手法の有効性がどのように高度化されていくのかを明らかにすることであった。このような研究目的の下、まず地域企業間ネットワークにおける共同研究開発プロセスの実態調査を実施し、地域におけるネットワーク型研究開発に適合した各構成企業の経営戦略・共同開発体制・人材開発とその人事管理・研究開発資金を含む財務管理・研究開発プロジェクトを遂行する際の企業間関係管理等の管理手法を詳細に検討した。そして、これら先行実態分析の結果に基づいて、ネットワーク型研究開発に適合した経営手法とその評価を行った。この調査研究により、地域企業の企業間ネットワークによる研究開発活動における組織間学習のメカニズムとその促進要因である総合的経営管理手法が実態調査で明らかにされ、学習の有効性の評価が検証されたことは貴重な研究成果の1つと考える。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 権 奇哲: "国家共同研究開発プロジェクトの形成過程試論"研究年報「経済学」東北大学経済学会. 61・3. 41-48 (1999)

  • [文献書誌] 益満 環、安田一彦: "ビジネスプロセス・モデリング・ツールの分類"研究年報「経済学」東北大学経済学会. 61・3. 155-168 (1999)

  • [文献書誌] 鈴木広子、安田一彦: "医療用医薬品業界における情報化戦略の現状と課題に関する調査研究"研究年報「経済学」東北大学経済学会. 61・3. 179-194 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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