研究概要 |
研究代表者は ・Spin(10)\GL(16)の構造を調べ、ゼ-ダ関数のS_<3->対称性の完全な記述を得た。 ・SL(5)の2階反対称テンソル表現に付随する空間の研究に着手し、isotropy表現の分解についての部分的結果を得た。 ・O(n)\GL(n)に付随するflagタイプの概均質ベクトル空間のb関数の決定を行った。 ・分担者(広中)は球等質空間をp進体上で研究し、 ・放物型部分群の軌道に関する若干の仮定の下で、p新球関数の明示公式を関数等式の具体形から導く方法を発見した。 ・その方法を,不分岐2次拡大により定まるHermite形式の空間の球関数の決定,局所密度の計算に対し応用し、完全に明示的な結果を得た。 分担者(荒川)は ・Koecher-Maassのゼ-ダ関数の構成をJacobi形式に拡張することに成功した。
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