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1997 年度 実績報告書

レーザーコンプトン散乱による光子ビームの発生

研究課題

研究課題/領域番号 09440107
研究機関広島大学

研究代表者

高橋 徹  広島大学, 理学部, 助手 (50253050)

研究分担者 飯沼 昌隆  広島大学, 理学部, 助手 (00294512)
堀口 隆良  広島大学, 理学部, 助教授 (40033899)
遠藤 一太  広島大学, 理学部, 教授 (90033894)
キーワードレーザコンプトン散乱 / レーザー / 電子線 / 光子光子衝突形加速器 / 広島大学VBL電子周回装置
研究概要

平成9年度の主な研究実績は以下のとおりである。
1.レーザーコンプトン実験のための電子線系に設置する、真空ポンプを購入した、これの組み込み工事は平成10年3月に行った。
2.光検出器として用いる、ファイバーシンチレーション検出器を制作し、その検出効率、位置分解能を宇宙線及び、高エネルギー加速器研究機構田無分室の電子シンクロトロンの電子線を用いて行った。その結果は電子シンクロトロンシンポジウムにおいて報告した。
3.レーザー及び、光検出器のための光学系の設計を行なった。それに基づいて現在広島大学VBL電子周回装置において、光学素子の据え付け作業が進行している。
4.レーザーコンプトン散乱の応用の一つである、光子光子衝突型加速器における物理について、光子の構造と相互作用に関する研究会(平成9年4月、オランダ)、電子電子線形加速器の物理に関する研究会(平成9年9月、アメリカ)また、レーザーコンプトン散乱のシミュレーションについて、ビーム物理の量子的側面に関する研究会(平成10年1月、アメリカ)において研究発表を行った。
現在、レーザー光学系の設置作業が進行中であり、また同時に電子周回装置の電子線制御関係の整備も行われている。平成10年度の前半にレーザーの電子周回装置における据付けと調整を行い、その後電子線とレーザーを組み合わせた総合調整から実験へと進む予定である。これは、平成10年8月から9月ころを予定している。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] T.Takahashi他: "γγ Collider as an Option of JLC" 高エネルギー加速器研究機構, 65 (1998)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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