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1997 年度 実績報告書

光形態形成現象を仲介する光受容体結合蛋白質の探索とその存在部位の解析

研究課題

研究課題/領域番号 09440270
研究機関東京都立大学

研究代表者

和田 正三  東京都立大学, 理学研究科, 教授 (60011681)

研究分担者 鐘ケ江 健  東京都立大学, 大学院・理学研究科, 助手 (70264588)
門田 明雄  東京都立大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (60152758)
キーワード光形態形成 / 光受容体 / フィトクロム / 青色光吸収色素 / シダ植物 / 結合蛋白質
研究概要

光受容体と生理現象との対応実験では、単離した9種類の光受容体がどの光誘導現象を仲介しているかを明らかにするため、突然変異体の誘導を行った。重イオンビームにより突然変異を誘導した胞子から原糸体の光屈性欠損個体を単離し、培養中である。数系統が得られている。また、相同組み替え法によって各光受容体を破壊し、その機能を明らかにするため、遺伝子導入法を改良中である。細胞を高張液で処理することにより好成績を得ている。さらに細かい条件を設定する必要がある。
光受容体分子の細胞内局在実験では、光受容体遺伝子と結合させたGFP遺伝子の発現から細胞内の局在を判定する方法を開発するため、遺伝子導入法を改良している。
抗体の作成については、9種類すべての抗体を作成する訳にはいかないため、どの光受容体が機能上重要であるかを確かめてから進める。このため現在まだ手つかずの状態である。
ツ-ハイブリッド法による結合タンパク質のクローニング実験は、現在系の確立をおこなっており、実際の結合タンパク質のクローニングはできていないが、実験は順調に進んでおり、来年度には得られるであろう。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Okamoto,Haruko: "Spatial patterns of phytochome expression in young leaves of the tern Adiantum capillus-veneris" Plant Cell Physiology. 38. 1397-1402 (1997)

  • [文献書誌] Okamoto,Haruko: "Pholoresponoes of transgenic Arabiclopsis over expressing the fern Adiantum capillus-veneris pHTl" Plant Physiology. 115. 79-85 (1997)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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