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2000 年度 実績報告書

吸着規制CVDによる多孔質炭素表面の細孔径制御と官能基導入

研究課題

研究課題/領域番号 09450019
研究機関九州大学

研究代表者

持田 勲  九州大学, 機能物質科学研究所, 教授 (20037758)

研究分担者 光来 要三  九州大学, 機能物質科学研究所, 助教授 (50122693)
キーワードCVD / 活性炭 / モレキュラーシーブ / 活性炭素繊維 / ベンゼン / ミクロへキサン / ベンゾチオフェン / ピリジン
研究概要

1.種々の含窒素化合物の吸着堆積
活性炭素繊維表面に高い塩基性、金属配位力を導入することができた。試剤としては、ピリジン、ピロール、キノリン、イソキノリンを選択した。析出量を変えて表面塩基性、細孔径の変化を追跡すると同時にNの存在形態をESCAにより解析した。さらにメチル基を有する試剤を選択し、メチル基を残した縮合堆積の可能性を追跡、塩基性配位力の強化をおこなった。
2.水酸基を有する含窒素環化合物の吸着堆積
活性炭素繊維表面に環内窒素に隣接する水酸基を有する配位力を強化するため、水酸基を残した堆積した表面を形成した。
3.環硫黄化合物の吸着堆積
チオフェンを試剤として選択し、表面に硫黄原子を導入することができた。
4.塩基触媒反応および重金属イオンの捕捉
耐熱性塩基触媒として接触脱塩化水素反応および高温で発生する塩化水素の捕捉回収可能であることがわかった。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] I.Mochida 他: "Removal of SOx and NOx over activated carbon fibers"Carbon. 38. 227-239 (2000)

  • [文献書誌] I.Mochida 他: "Removal of SO_2 under Switching Conditions over Pitch-Based Activated Carbon Fiber"Prospects for Coal Science in the 21st Century. 1325-1328 (2000)

  • [文献書誌] T.Miyazaki 他: "Reactivities of Several Carbonaceouse Materials for Their Combustion Catalyzed by Potassium Salts on Perovskite Type Oxide"ACS,Petrolem Div.Prepr.Pap.. 43・4. 597-601 (1998)

  • [文献書誌] T.Miyazaki 他: "Catalytic Activity of Potassium Sulfate and Chloride Supported on Perovskite Type Oxide for the Gasification of Carbon Particles"Energy & Fuels. 12. 612-616 (1998)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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