• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1999 年度 実績報告書

移動通信網を介した高品質画像取得のための処理手法とその仮想環境への応用

研究課題

研究課題/領域番号 09450149
研究機関東京大学

研究代表者

相澤 清晴  東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (20192453)

研究分担者 羽鳥 光俊  学術情報センター, 教授 (60010790)
キーワード画像処理 / 移動通信 / PHS / ロボット
研究概要

本研究では,広域をカバーする移動通信網を利用した新しいメディアへの応用として、移動カメラによる映像情報の能動的な取得とその仮想環境技術への応用を目指した。
・移動制御台の構築電動車とその制御系を改良し、電動車のPCへの接続を行った。PCを介して制御することで、コマンドに応じて移動方向、速度をかえることができる。
・LANおよびPHSデータ通信を介した制御LAN環境、PHSの32kbpsデータ通信回線のTCP/IPの下で電動台の制御を行った。
・画像の簡易な圧縮伝送系の実験空間解像度の制御による圧縮伝送方式を検討した。制御者が画面内の興味のある部分を指示することで、空間解像度を可変にした圧縮伝送の方式を実装した。
・移動通信網を介した遠隔移動プラットホームによる画像取得実験
PHSのデータ通信回線を介し、TCP/IPの下でモバイルプラットホームを遠隔制御するとともに画像取得を行うシステムを用いて、移動環境での画像取得実験を行った。
・画像の高精細、高品質処理
複数の焦点面像を用いた画質の制御手法についての検討を行った。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 久保田,児玉,相澤: "多焦点画像処理のための位置合わせ手法と撮像系の構築"映像情報メディア学会誌. 54・2. 260-267 (2000)

  • [文献書誌] 児玉,久保田,相澤,羽鳥: "複数の異なる焦点画像からの多様な映像生成"映像情報メディア学会誌. 54・3(未定). (2000)

  • [文献書誌] K. Aizawa, K. Kodama, A. Kubota: "Producing Object Based Special Effects by Fusing Multiple Differently Focused Images"FEEE Trans. CSUT. 10,(未定). (2000)

URL: 

公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi