研究課題/領域番号 |
09450304
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
福崎 英一郎 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (40273594)
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研究分担者 |
片倉 啓雄 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助手 (50263207)
四方 哲也 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (00222399)
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キーワード | ファージディスプレイ / 速度論 / スクリーニング / エステラーゼ / ヌクレアーゼ |
研究概要 |
1)2)3)ランダムアミノ酸配列のライブラリーを合成した。その性質を明らかにするために、カタラーゼのc末端及びRNAseHのドメイン間に多種類のランダム配列を導入した。タンパク質改良には配列空間の次元増幅が有効であることが分かった。また、1つのランダムアミノ酸配列を解析した結果、ランダムタンパク質(140アミノ酸)はモルテングロビュール程度のコンパクトさで微弱なエステラーゼ活性を持つことが分かった。理論的にその活性のみのスクリーニングで大域的な高次構造が現れ、タンパク質の折り畳み問題が解消されることが分かった。 スクリーニング用のマトリクスの検討を行った。ポリスチレンプレートに加え、親水性マトリクスの検討を行った。親水性マトリクスを用いることにより非特異的吸着を減ずることに成功した。 スクリーニング用ポジティブクローンのひとつとしてヌクレアーゼをディスプレイしたファージの構築を行った。
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