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1997 年度 実績報告書

キラルフェロセン環をもつヘテロ元素化合物の構築とその応用

研究課題

研究課題/領域番号 09450340
研究機関京都大学

研究代表者

植村 榮  京都大学, 工学研究科, 教授 (70027069)

研究分担者 伊藤 修  京都大学, 工学研究科, 助手 (10026023)
大江 浩一  京都大学, 工学研究科, 助教授 (90213636)
キーワード不斉アミノセレン化 / 不斉オキシセレン化 / キラルフェロセン化合物 / 不斉ヘック反応 / 不斉ヒドロシリル化
研究概要

1)[Fe(n^5-C_5H_5)(n^5-C_5H_3R^*MX)]で表されるキラル化合物の中でR^*=CH(NMe_2)CH_3,M=Seの化合物を用いるアルケンのジアステレオ選択的分子内オキシセレン化とアミノセレン化反応による光学活性エーテル,ラクトン,ラクタム,環状アミンの合成に成功した。
2)[Fe(n^5-C_5H_5)(n^5-C_5H_3R^*PPh_2)](R^*=キラルオキサゾリニル基)型のキラルフェロセニルホスフィンを不斉配位子とする遷移金属触媒反応の開発を試み、非対称ケトンの不斉ヒドロシリル化やアリルアルコールの不斉ヘック反応などに成功した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Y.Nishibayashi他5名: "Synthesis and Structure of Novel Chiral Oxazolnylfenocenes and oxazolnylfenocenylphosphnes" J.Organometal. Chem.545-546. 381-398 (1997)

  • [文献書誌] S.Uemura: "Chiral Difenocenyl Dichalcigenides in Asymmetric Symthesis" Proceedings of the 7th International Se & Te Conference. (印刷中).

  • [文献書誌] Y.Nishibayashi 他1名: "Asymmetric Synthesis. Graphical Abstracts and Experimental Methods" 講談社サイエンティフィク(株) Ed.by米光 宰, (1998)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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