研究課題
光学活性な基をもつフェロセン環を含むカルコゲン化合物を合成し(時にはin situで),それを用いてアルケンのジアステレオ選択的分子内オキシセレン化をアミノセレン化に成功した。これにより光学活性エーテル,ラクトン,ラクタム,含窒素複素環化合物の合成が可能となった。また,上記のキラル化合物中のカルコゲン基を還元的に取除く方法を作用させることにより,生成物の絶対構造を明らかにし,この反応の機構に関する知見を得た。成果を論文として完成させ,現在海外誌に投稿中である。
すべて その他
すべて 文献書誌 (1件)