1.CD28分子に対する抗体:犬CD28分子のペプチド抗体を2種類作製し、その性状について検討した。疎水部に相当するペプチド抗体についてのみ精製し、フローサイトメーターを用いて検討した。ポリクローナル抗体のため非特異的結合が考えられ、Fab抗体の作製を検討している。 2. B7分子をコードする遺伝子のクローニング: B7分子(CD86)をコードする遺伝子で、各種動物に保存領域から選定して多数のプライマーを作製した。LPS刺激の犬リンパ球由来のRNAを用いてRT-PCRを実施したところ、2種のプライマーを組み合わせたPCR産物のアガロース電気泳動において求める位置にバンドが確認出来た。このバンドをアガロースゲルから切り出して電気泳動により精製が確認できた。現在シークエンスの準備中である。(実際用いたプライマーは論文発表により公表予定)
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