研究課題/領域番号 |
09470229
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
珠玖 洋 三重大学, 医学部, 教授 (80154194)
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研究分担者 |
片山 直之 三重大学, 医学部, 助手 (20185812)
西川 政勝 三重大学, 医学部・附属病院, 講師 (30144257)
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キーワード | 癌転移抑制遺伝子 / nm23 / 血球分化 / トランスジェニックマウス / ノックアウトマウス |
研究概要 |
(1)ヒトnm23の両アイソタイプnm23H1及びH2のトランスジェニックマウスを作成した。これまでに我々の作製した各アイソタイプを認識するモノクローナル抗体を用いて、導入遺伝子の発現強度の異なるトランスジェニックマウス系を作成しつつある。いずれのマウス系においても、1年間の観察期間において、野生型マウスに比して出産、発育、行動その地大きな変化はない。現在両アイソタイプのトランスジェニックマウスの交配を行いつつある。 (2)マウスnm23のアイソタイプのひとつnm23M2のノックアウトマウスを作成した。nm23nm特異的抗体による検討で、ノックアウトマウスにおける当該遺伝子の発現は完全に消失していた。野生型マウスに比して、出産、発育、行動その他の変化は生後1年間までの観察で認められない。 (3)正常マウス由来の血液幹細胞コロニーアッセイにおいて、ヒト及ぴマウスnm23とGSTの融合組み換え蛋白を培養液中に加え、コロニーの形成能を観察した。いずれの蛋白もコロニー形成能に変化を与えなかった。
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