• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1998 年度 実績報告書

強直性脊椎炎患者の第2回全国規模調査

研究課題

研究課題/領域番号 09470314
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

福田 眞輔  滋賀医科大学, 医学部, 教授 (20028559)

研究分担者 柴田 大法  愛媛大学, 医学部, 教授 (00077645)
松井 宣夫  名古屋市立大学, 医学部, 教授 (40009569)
立石 博臣  兵庫医科大学, 医学部, 教授 (20030893)
勝浦 章知  滋賀医科大学, 医学部, 助手 (60214342)
井上 康二  滋賀医科大学, 医学部, 講師 (80213156)
キーワード強直性脊椎炎 / 血清反応陰性脊椎炎 / 疫学 / 日本AS研究会 / アンケート調査
研究概要

日本における強直性脊椎炎患者、ならびに類縁疾患を含めたspondyoartthropathies患者を把握し、この疾患の実態を把握するため、次のように調査を実施した。
(1) 全国を8地区(北海道、東北、関東、中部北陸、近畿、中四国、北九州、南九州)に分け各地区に世話人をおいた。
(2) 地区世話人は所属地区内の強直性脊椎炎患者を診療している施設を調べ事務局へ報告した。総数は514に上った。
(3) 事務局から上記の施設へ調査の依頼を行った。そのうち141施設から協力の回答が得られた。
(4) 協力の回答が得られた141施設に事務局からアンケート用紙を送付した。アンケートに含める診断基準にはAmor基準(1990)とヨーロッパ基準(1991)を併用した。
(5) 98施設から612患者のアンケートが回収された。未回答施設へ催促すると共に、回収されたアンケートをコンピューターに入力し、分析を行った。
今回の調査の結果から、日本人は活動期に関係なくHLA-B27合成ペプチドに対する自己抗体を持っており、また、活動期にはHLA-B27と交差反応を持つ、Pullulanase-D合成ペプチドに対する自己抗体を持っていた。このことは、これら細菌が強直性脊椎炎の病因に関連する可能性を示すものと考えられる。

URL: 

公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi