研究課題/領域番号 |
09480011
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
体育学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
田中 喜代次 筑波大学, 体育科学系, 助教授 (50163514)
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研究分担者 |
竹島 伸生 名古屋市立大学, 自然科学研究教育センター, 助教授 (00137126)
西嶋 尚彦 筑波大学, 体育科学系, 講師 (50202239)
金 憲経 東京都・老人総合研, 究所, 研究員 (20282345)
中垣内 真樹 筑波大学, 体育科学系, 助手 (10312836)
中塘 二三生 大阪府立看護大学, 教授 (50079125)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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キーワード | 高齢者 / QoL / 身体機能 / 活力年齢 / 体力年齢 / 健康度 / 老化 / 運動 |
研究概要 |
本研究の目的は高齢者のoverall quality of life(総合的QoL)を求める指標の開発であった。各指標の開発には100名から1000名の高齢者を中心とする成人男女を対象とした。身体的活力(physical vitality/health)の評価指標(尺度)として、活力指数の算出式、身体機能(生活体力)指数の算出式、健康関連体力指数の算出式、全身特久性体力の算出式を、身体組成の評価指標(尺度)として、骨塩量の算出式、除骨塩組織量(bone-and fat-free lean tissue mass)の算出式、身体密度(体脂肪率)の算出式を、栄養摂取状況の評価指標(尺度)として、栄養指数の算出式を、精神的活力(mental vitality/health)の評価指標(尺度)として、生活満足度指数の算出式、主観的QoLの算出式を作成した。これらの算出式から求められる各人のスコアを標準化し、加算することにより、総合的QoL得点を求めることができる。また、多人数の健康体力水準を一度に測定できる簡便法(総合的QoLの代替指標)として、いきいきライフ健康度チェックシステムを開発した。今後の課題は、 (1)各算出式やチェックシステムの妥当性の再検討、 (2)各指標の得点(尺度)の加算でなく、全体の整合性を考慮して重み付け評価をすること、その上で将来的には (3)体型や食事情の異なる外国の高齢者にも適用できる算出式を作成したいと考えている。
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