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1997 年度 実績報告書

地学リテラシーを得させるための環境学習に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09480028
研究機関国立教育研究所

研究代表者

下野 洋  国立教育研究所, 科学教育研究センター, センター長 (30142631)

研究分担者 三宅 征夫  国立教育研究所, 科学教育研究センター, 室長 (50000071)
鳩貝 太郎  国立教育研究所, 科学教育研究センター, 室長 (10280512)
猿田 祐嗣  国立教育研究所, 科学教育研究センター, 室長 (70178820)
キーワード地学リテラシー / 小・中学校 / 環境学習 / 自然環境 / 自然環境の変化 / 人間の自然 / 自然体験
研究概要

1地学リテラシーの内容についての検討
(1)地学リテラシーについての基本的な考え方
人が社会人として生活するとき、「市民レベルで備えていることが望ましい地学的事象についての知識、それらを認識できる能力、それらを知ろうとする態度」を地学リテラシーと定義づけることとする。
(2)地学リテラシーの内容
(1)自然(実物)を知覚的に認識できる知識、能力、態度を備えていること
例えば関東地方にみられる赤土は、雨の時はぬかるみ、乾燥すれば土埃となって室内に進入する。崖で、この赤土(関東ローム)の重なり方や手触り、キラキラ光る鉱物が含まれることなどを野外で体験(野外学習)できること
(2)自然環境の変化について認識できる知識、能力、態度を備えていること
自然環境の変化を認識できるということはその将来を予測することが可能になる。天気の変化、岩石の風化、建造物の風化など具体的なものに触れることが大切である。
(3)人間と自然との関わりについて認識できる知識、能力、態度を備えていること
例えば、「河川の土手をコンクリートで覆うことによる自然の変化」、「火山泥流と山麓や集落の破壊」など地域によって様々な例が取り上げられる。
2環境学習の事例収集
上記リテラシー育成と関わる環境学習の展開例及び実践事例の収集を行った。

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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