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1998 年度 実績報告書

地学リテラシーを得させるための環境学習に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09480028
研究機関国立教育研究所

研究代表者

下野 洋  国立教育研究所, 科学教育研究センター, センター長 (30142631)

研究分担者 小林 幸乃  国立教育研究所, 科学教育研究センター, 研究員 (40291885)
三宅 征夫  国立教育研究所教育情報, 資料センター, センター長 (50000071)
鳩貝 太郎  国立教育研究所, 科学教育研究センター, 室長 (10280512)
猿田 祐嗣  国立教育研究所, 科学教育研究センター, 室長 (70178820)
キーワード地学リテラシー / 小・中学校 / 環境学習 / 自然環境 / 自然環境の変化 / 人間と自然 / 自然体験
研究概要

(1) 地学リテラシーの育成を目指した理科の野外における環境学習の事例を開発した。
(1) 小学校での事例
ア. 「長良川の洪水を体感する環境学習の試み」
-小学校4年『流れる水のはたらき』の実践を通して-
(2) 中学校での事例
ア. 「土をもとにした栽培学習による科学的リテラシー育成の実践」
イ. 「学校の裏山での自然観察」
(2) 理科における環境学習のあり方についての事例を提案した。
(1) 身の回りの自然を括用した野外学習
(2) 生徒の主体的な活動を重視した環境学習
(3) 地殻変動を実感させる高等学校地質教材の開発
(3) 総合的な学習又は環境学習に重点をかけた事例を提案した。
(1) 小学校の事例「野外施設などでの活動」(2) 中学校の事例「自然環境の変化をとらえる修学旅行」
-地質野外学習の修学旅行の指導例-
(4) 地学リテラシー育成の基になる素材例と教材研究の事例を収集した。
(1)島のつく地名 (2)火山豆石の教材化 (3)自然認識を深める観察力の育成
(4)砂粒の成因追求を通して時間的空間的な見方考え方を育てる
(5)岩石の風化や崖の崩れ方の観察
(6)珪藻を用いた身近な川の今とと過去の環境を探究する学習の工夫
(5) 2年間の研究の成果を報告書にまとめた。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 下野 洋: "今,地学教育に求められるもの -体験学習・野外学習の必要性-" 地学教育. 51巻5号. 201-212 (1998)

  • [文献書誌] 下野 洋: "3年-防災等総合的なものの見方と実践研究の要点" 楽しい理科授業. No.379. 100-102 (1998)

  • [文献書誌] 下野 洋: "野外学習における新しい視点" 日本科学教育学会第22回年会論文集. 209-210 (1998)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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