研究分担者 |
鶴田 直之 九州大学, 大学院・システム情報科学研究科, 助手 (60227478)
菅沼 明 九州大学, 大学院・システム情報科学研究科, 助教授 (70235852)
鎌田 清一郎 九州大学, 大学院・システム情報科学研究科, 助教授 (00204602)
吉田 紀彦 九州大学, 大学院・システム情報科学研究科, 助教授 (00182775)
行場 次郎 九州大学, 文学部, 助教授 (50142899)
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研究概要 |
本年度の主な研究成果は以下の通りである. 1.仮想空間と実空間の実時間融合の基本的枠組の構築 本研究では 「仮想空間内に提示するために必要な情報=事前情報+獲得情報」 という枠の中で,1.必要以上に情報獲得が難しくならない,2.手軽に事前情報を与えることができる,3.非剛体・多関節体(動物)を取り扱う,という視点からモデル生成の基本的な枠組みを検討した.この思想に基づき,ここでは,Analysis by synthesis法(Analysis by synthesis:パラメータに基づいてモデルを画像に写像し,その結果が入力画像に最も近くなるようにパラメータを修正する方式)に基づき,次の基本アルゴリズムを開発し,評価した. ・初期フレームにおける簡易3Dモデルと画像の位置・姿勢合せ ・剛体仮定の基での各部位の位置・姿勢の推定(剛体成分の抽出) ・上の結果をもとに各部位ごとの形状・関節パラメータの精密化(非剛体成分の抽出) ・各フレームで追跡+パラメータの精密化 2.並列分散環境における動画像処理の基本ツール開発 PCを高速ネットワークで接続した,PCクラスタ上で,動画像処理を効率に行うための基本ツール,特に,複数のカメラからの同期入力の方式について設計,試作を行った.
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