研究概要 |
球状トカマクTST-M(Tokyo Spherical Tokamak)に同軸ガンを設置しプラズマを入射するとブレイクダウン電圧が下がり,オーミツクコイルのホルト・セカンドがプラズマ加熱としてより有効に役立つことが確認された。 また1.4kAのelectron emitlerによる実験でもプラズマ電流が2.7倍増え,ボルト・セカンド消費も1/7に減少し,この方法が電流駆動に有効であることが確認された。このelectron emitlerを5台に増強し,プラズマ電流40kAのプラズマに適用しようとしている。同軸ガンはテストスタンドで最適化,再度TST-Mに取りつけ,高効率化を図る。
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