研究課題/領域番号 |
09480221
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
東田 陽博 金沢大学, 医学部, 教授 (30093066)
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研究分担者 |
星 直人 金沢大学, 医学部, 助手 (90229170)
横山 茂 金沢大学, 医学部, 助教授 (00210633)
橋井 美奈子 金沢大学, 医学部, 講師 (10272957)
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キーワード | ADPリボース / サイクリックADPリボース / 環状化酵素 / 心筋 / リアノジン受容体 / NAD |
研究概要 |
神経腫瘍細胞NG108-15細胞のADPリボシルシクラーゼは、ムスカリン受容体たカップルしていたが、脳のADPシボシルシクラーゼは、カップルする受容体が、数多くの試みの中からは検出できなかった。一方、心臓のADPリボシルシクラーゼは、イソプロテレノールやノルアドレナリン刺激により、活性化された。私達の目的は受容体とカップルする膜型ADPシボシルシクラーゼの分子を決めることにあるので、さしあたり、ラット心室心筋を出発材料にすることにした。心筋を細分して低調液で、30分間浸け、テフロンガラスホモゲナイザーで均一化した後、1000g、10分の遠心により核を取り除いた。上澄みを105000g、15分の超遠心にかけ、膜分画を得た。それを2%のトライトンXで可溶化し、105000g、30分にて遠心し沈渣を除いた後、上澄みをDEAEカラムにとうした。ADPリボシルシクラーゼ活性は、DEAEカラムを1M NaClを溶出すると、タンパクのピークと一致して検出できた。この分画をさらにゲル濾過すると、アルブミンの溶出よりも少し分子量の低い分画にADPリボシルシクラーゼ活性が回収できた。単一タンパクまでさらに精製を続ける。
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