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2000 年度 実績報告書

民族音楽アーカイヴズにおけるマルチメディア・データベースに関する研究-音響を主体とするメディア統合をめざして-

研究課題

研究課題/領域番号 09490011
研究機関東京芸術大学

研究代表者

柘植 元一  東京芸術大学, 音楽学部, 教授 (10129299)

研究分担者 甲地 利恵  北海道立アイヌ民族文化研究センター, 研究課, 研究職員
鈴木 孝  東京工業高等専門学校, 情報工学科, 助教授 (50249760)
安藤 政輝  東京芸術大学, 音楽学部, 助教授 (70262251)
尾高 暁子  東京芸術大学, 音楽学部・小泉文夫記念資料室, 助手 (00397019)
キーワードマルチメディア・データベース / 民族音楽 / アーカイヴズ / カタログ / インターネット / 音響資料
研究概要

1.DATの詳細な聴取とデータベース入力
(1)作業本数:全1,684本中350本(約20%)終了。うち平成12年度に50本終了。
2.データベースに音ファイル添付
YAMAHA SoundVQ encoderでストリーム方式の音ファイルサンプルを作成。2000年12月現在、聴取ずみスペイン語圏のフィールド録音ほぼ全部257ファイル(約97MB)の作成を終え、試聴可能。
3.データベースに画像ファイル添付
pdfファイルで故小泉教授の自筆メモ20ファイル、約43MBを入力。
4.検索用キーワードの整備
(1)基本方針:特定の地域/民族の音源に絞って集中的に聴取し、シソーラスの前提となる統制語ファイルの作成を進めた。具体的には、そのうちのキーワードと関連語の対応関係を整理して、キーワード入力時に優先語を明確にし、作業効率を高めた。これは、等価関係・階層関係・連想関係の3面を満たす本格的な統制語ファイル作成への第一歩といえる。
(2)対象:オリジナル録音の割合が高いスペイン語圏とアイヌ民族関連資料。
(3)手順:(1)キーワード・フィールドの入力用語を、アルファベットと日本語に分ける。(2)MSHでのスペイン語圏関連用語を抽出し、MSHが表記しない各語の分類(ジャンルや地名など)を補足。(3)上記の(1)と(2)を対照し(2)から若干を補足し、全308語を含むキーワード・リストを作成。表示方法は欧文(abc順)、日本語(五十音順)。これを基に、検索用の入り口(ブラウザ)として、分類別キーワードによる表示(国名、地(域)名、民族(集団)名、言語名、ジャンル名、楽器分類、楽器名、演奏形態、その他)が可能になった。
5.文系データベース関連資料収集
6.外字検索に関する参考情報の収集
7.著作権隣接権者に対する許諾申請

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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