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1997 年度 実績報告書

アジアの秩序と混沌-草の根民衆組織の結合原理に関する比較文明史的研

研究課題

研究課題/領域番号 09490013
研究機関一橋大学

研究代表者

谷口 晉吉  一橋大学, 経済学部, 教授 (50114955)

研究分担者 大月 康弘  一橋大学, 経済学部, 助教授 (70223873)
佐藤 宏  一橋大学, 経済学部, 助教授 (50211280)
江夏 由樹  一橋大学, 経済学部, 教授 (10194002)
田近 栄治  一橋大学, 経済学部, 教授 (10179723)
加藤 博  一橋大学, 経済学部, 教授 (10134636)
キーワード開発と秩序 / 草の根民衆組織 / 社会制度 / 農村構造 / 公法と私法 / 宗教と社会秩序 / 社会主義経済と郷鎮企業 / 国家と再配分機能
研究概要

本プロジェクト「アジアの秩序と混沌-草の根民衆組織の結合原理に関する比較文明史的研究-」の目的の1つに掲げる研究ネットワークの構築の一環として、平成9年6月末にプロジェクト外の研究者にも呼びかけて,研究会「アジアにおける開発と文化」を開催した。この会では、草の根民衆組織の結合原理に関する様々な問題を議論し、この非常に微妙で困難な問題設定に対して多くの研究者の間で共通の認識を共有することが,図られた。
この後、本プロジェクト研究分担者が中心になって、平成9年度内に3回の研究会が組織された。現代の中国、現代のヴェトナム、歴史時代のヴィザンチンのそれぞれについて、地域社会と国家経済統制、地方財政と社会主義体制、王国行政制度と経済的再分配,民衆組織等に関する報告が研究分担者である一橋大学佐藤宏助教授、田近栄治教授、大月康弘助教授によってなされ、プロジェクトの最終目標である報告書の刊行に向けて、研究が進められた。
又、大学間学術協定の締結などを通して樹立された国際的な研究ネットワークを維持・発展させ、かつ、本プロジェクトの研究計画に関する現地研究者からの意見を得るために、本プロジェクトの研究分担者2名を中国等に派遣した。この経験を通して、本プロジェクトの如きアジア諸地域の社会・経済的な研究にとって、現地研究者,その他の海外研究者との国際的な研究ネットワークを組織化し研究協力の体制を構築することが非常に大きな意義を持つ事が,確認された。

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公開日: 1999-03-14   更新日: 2016-04-21  

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