研究分担者 |
川口 洋 帝塚山大学, 経済学部, 助教授 (80224749)
塚田 孝 大阪市立大学, 文学部, 助教授 (60126125)
栄原 永遠男 大阪市立大学, 文学部, 教授 (80102979)
星野 聰 京都大学, 名誉教授 (90025867)
桶谷 猪久夫 大阪国際女子大学, 人間科学部, 教授 (90169269)
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研究概要 |
本研究は、大規模史料のインターネットによる提供方式についての実用化研究(展開研究)を行うもので、以下に示す成果を挙げた。 (a)沖縄・琉球関係に関連した諸史料のデータベース化では、つぎのデータベースを開発した。 ・『歴代宝案』第一集、第二集 約1,600文書(テキスト) ・『琉球産業制度資料』約2,200文書(テキスト) ・『琉球産業制度資料計算機総辞索引』(試用版)全8巻、約630万行 ・『琉球家譜』約3,000文書(画像及びテキスト) ・『琉球評定所文書』約8,000文書(画像及びテキスト) (b)近世日本に関連した史料のデータベース化は、つぎのデータベースを開発した。 ・『大坂町触』 約4,700件(触、達、補を含むSGML化テキスト) ・『宗門改帳』等人口分析システム 約50,000件、約1,800画像(数値データを含む) ・『日本経済史資料』 約630点(約20,000画像)のうち、約10,000画像 (c)外字フォントの定義方式、検索手法、WWW上での提供方式の研究を行い、e-漢字を採用したWeb上での外字検索・入力方式を『琉球家譜』、『琉球評定所文書』のデータベースで実現した。また、外字、異体字を含むテキスト検索システム「電字眼Htext」を開発した。 (d)大規模史料のテキスト/画像情報の提供方式に関する研究では、マイクロフィルム版琉球史料集成のインターネットによる提供のため、画像ビュワーHviewを開発した。 (e)古文書認識のための文字切出し、及び漢数字に関する研究を行った。
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