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1998 年度 研究成果報告書概要

鋼構造物の耐荷力・耐震実験情報システムの開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 09555143
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分展開研究
研究分野 構造工学・地震工学
研究機関名古屋大学

研究代表者

伊藤 義人  名古屋大学, 理工科学総合研究センター, 教授 (30111826)

研究分担者 劉 春路  名古屋大学, 工学研究科, 助手 (80293661)
宇佐美 勉  名古屋大学, 工学研究科, 教授 (50021796)
研究期間 (年度) 1997 – 1998
キーワード鋼構造実験 / Java / インターネット / WWW / データベース
研究概要

平成9年から平成10年の2年間において,耐荷力実験や耐震実験など鋼構造実験に関する情報の公開に関する基盤研究を行い,インターネット上で利用可能なデータベースシステムを開発し,以下のような成果を得た.
まず,耐震実験に関する情報を収集・整理し,また,これまでに作成された鋼構造実験データベースについても,新システムに適合するように整理した.その後,それらの貴重な実験データをインターネット上で提供できるプロトタイプシステムを作成した.それにより,これまでに行われた貴重な実験情報の散逸を防ぎ,またそれらの情報に対し,世界各国からアクセス可能とした.
また,開発段階において,実験データのインタラクティブ性を確保するためには,Java言語が最も優れていることを明らかにし,ユーザーの使用機種に依存しないデータベースシステムをJava言語で作成した.
実験情報を取り扱うデータベースの試みとして,実験状況などの画像やグラフィックなどのマルチメディア情報を取り入れ,実験情報の視覚的支援を可能にした.また,実験の理解を援助する情報をハイパーテキスト化し,ユーザーの知識レベルに幅広く対応できるデータベースを作成した.
以上のようなシステムを開発し,その実用段階の考察として,数人の研究者に使用してもらい,その有用性についても確認した.さらに,様々な機関で行われる実験情報の共有のありかたに関して考察し,今後の実験データ追加についても,その方法と可能性を模索した.また,データベースの教育への利用の可能性についても検討を行った.

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 伊藤 義人: "インターネット上での鋼構造実験情報公開システムの開発に関する研究" 土木情報システム論文集. vol.7. 33-40 (1998)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] Yoshito Itoh: "Multimedia Patabase Using Java on Internet for Steel Structures" International Conference on Steel and Aluminium Structures. 印刷中. (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] Itoh, Y., Wazaki H., and Usami T.: "Study on the Development of Multimedia Database on Internet for Steel Structures (in Japanese)" Journal of Civil Engineering Information Processing System. Vol.7. 33-40 (1998)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
  • [文献書誌] Itoh, Y.and Wazaki H.: "Multimedia Database Using Java on Internet for Steel Structures" Forth International Conference on Steel and Aluminium Structures. (printing). (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より

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公開日: 1999-12-08  

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