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1999 年度 実績報告書

難加工性材料の加工技術の改良と評価に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09555221
研究機関福井工業高等専門学校

研究代表者

太田 泰雄  福井工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (10042988)

研究分担者 安丸 尚樹  福井工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (90158006)
キーワードチタン合金 / 時効特性 / スプリングバック / 表面改質法 / 加圧機 / 電解研摩 / 研磨 / 陽極酸化法
研究概要

加圧成形による引っ張り強さ・伸びの時効特性を調べるため、チタン合金(Ti-6Al-4V)を試料として、弱電流を流しながら、加圧を行った。その後、電気炉中で加熱温度を60分保ちながら、10分ごとに横方向の引っ張り強さの時効特性について調べてみた。これによれば、加圧当初、各温度での引っ張り強さはほぼ、95.0kgf/mm^2であったが、60分後には110kgf/mm^2程度に増加することがわかる。今回の結果によれば、450℃で最も引っ張り強さが大きくなることがわかった。
また、同時に試料の横方向の伸びについて調べた結果が610℃ではむしろ伸びが当初大きくなることがわかった。全体的に時間が経過するにしたがって、伸びが小さくなり、実際の加工に有効と考えられる。今回、測定は行なかったが、曲げ変形の場合、純チタン、チタン合金とも若干のスプリングバックが観察された。さらに劣化した表面改質法として、陽極酸化法により、リン酸溶液中での電解研摩を行った。また、実験全体の整理、まとめを行った。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 太田泰雄: "眼鏡枠用難加工性材料の加圧成形"電気化学会 技術・教育研究論文誌. 9.No.1(印刷中). (2000)

  • [文献書誌] 太田泰雄: "Si基板を用いた薄膜磁気記録媒体の開発"電気化学会 技術・教育研究論文誌. 8.No.1. 41-44 (1999)

  • [文献書誌] 安丸尚樹: "Cr-Ni-N系セラミックス膜の機械的性質"第39回真空に関するプロシーディングス. 42.No.3. 159-162 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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