ヒメヒマワリ(Heliopsis helianthoides var.scabra)の品種旭と絵理を供試して、クロースチャンバー(光強度76μmol/m^<-2>s^<-1>)で日長を12、13、14時間、昼/夜温を20/15℃、25/20℃、30/25℃として花芽分化、開花に及ぼす影響を詳細に調査した。その結果、開花に低温の必要ない絶対的長日植物であること、限界日長は栽培気温によって異なり20/15℃、25/20℃下では14時間であるが、30/25℃のような高温下では12時間以下であることが明らかになった。 花芽分化と開花に対してスクテラリア・バイカレンシス(Scutellaria baicalensis)もヒメヒマワリと同様な習性を持っていることが明らかになった。
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