(1) 三次元画像下において、手術シュミレーションを行い、腫瘍摘出においてもっとも安全なルート決定を三次元画像上でルーチンに行うことに成功した。 (2) 手術シュミレーションが終了した画像をパーソナルコンピューターに取り込み、画像処理を行うことで危険箇所と目的とする箇所を画像上明確にする手法を確立した。 (3) これらの画像の実際の手術における有用性を聴神経腫瘍摘出術10例について検討し、きわめて有効な手法であることを確認した。 (4) 三次元画像構築ワークステーションを手術室にて操作し、実際の手術術野とリアルタイムで合わせ、より正確な手術腫瘍を確立した。 以上の研究成果について、第一回 Minimally Invasive techniqus and Image Guided Surqery in ENT and Skull Base Surqery (Toulouse-France)にて発表した。
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