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1998 年度 実績報告書

第二言語習得のための英語学習者コーパスの構築とその利用

研究課題

研究課題/領域番号 09558018
研究機関東海大学

研究代表者

朝尾 幸次郎  東海大学, 文学部, 教授 (40102462)

研究分担者 原田 邦彦  名古屋外国語大学, 国際経営学部, 専任講師 (10268047)
野澤 和典  立命館大学, 経済学部, 教授 (00164690)
杉浦 正利  名古屋大学, 大学院・国際開発研究科, 助教授 (80216308)
尾関 修治  中部大学, 国際関係学部, 助教授 (60194552)
キーワードユーパス / 学習者ユーパス / 第2言語習得 / 英語 / 英語教育
研究概要

1. データ収集と入力 昨年度に引き続き、コーパスデータの増殖を行った。新潟県、東京都、神奈川県、愛知県、滋賀県、大阪府で中学校1年生から大学4年生までの各習得段階ごとに学習者の自由英作文を収集した。データはコンピュータ可読ファイルとして入力し、校正を経たて、標準として定めた書式によりフォーマット化し、ドキュメンテーションを施した。
2. タグに代わる仕様の策定 当初予定していたタグの標準化を進めたところ、エラーにかかわるタグの付与、また、その利用については必ずしも有効な結果が得られなかった。このため、エラーにかかわる部分について、タグに代わる新しい付加情報のしくみの開発について検討を行った。実験を繰り返した結果、単語レベルでの付加情報に代えて、ネイティブ・スピーカーにセンテンス単位で書き直したもらったものをパラレル・コーパスとして利用する方法を開発した。
3. 学会発表 英語コーパス学会第12回大会(1998年10月10日、名古屋市・椙山女学園大学)において、「コーパスと英語教育」というテーマで研究代表者、分担者全員がパネラーとなってシンポジウムを開催し、これまでの研究の中間報告をもとに次の発表を行った。
コーパスの英語教育への利用の歴史/コーパスによる学習支援システム/学習者コーパスの構築/学習者コーパスによる事例研究/第二言語習得を学習者コーパス
また、1998年12月14-16日に香港中文大学(ホンコン)で開催された、「学習者コーパス、第二言語・外国語習得国際シンポジウム」で朝尾が研究班の代表として参加し、「日本人英語学習者コーパス」というテーマで、これまでの研究の成果の発表を行った。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 朝尾 幸次郎: "Corpus of English by Japanese Learners" Symposium Proceedings:First International Symposium on Computer Learner Corpora,Second Language Acquisition and Foreign Language Teaching. 10-13 (1998)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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